- 触手しょくしゅ
- 無脊椎動物の口や頭から伸びる突起のこと。イカやタコのものは性的なイメージと結び付けられることが多い。
解説
よく伸び、よく曲がって、ものをつかんだり獲物を絡めとったりす触手。無脊椎動物のそれは、人間にとっての「手」と同じ働きをする大事な器官だ。
触手がうごめく様子は、多くの人に強い嫌悪感を催させるものらしく、これを持つイカやタコは、古来から悪魔や邪神のモデルとなることが多かった。その中でも、米国の作家、H・P・ラヴクラフトが生み出した邪神「クトゥルフ」はとくに有名で、タコの頭部を持つおそろしい姿で描かれている。
一方で、昔から触手にエロチックなイメージを抱く人も少なくなかった。有名な例では、かの葛飾北斎が『蛸と海女』という、巨大なタコに触手で責められる女性の浮世絵を残している。これは、少なくとも江戸時代には、触手を性的な目で見る購買層がいたことの証拠であろう。
そんな触手愛好家のニーズを満たすべく、現代でも多くの「触手モノ」作品が生み出されている。その主流はマンガ・アニメ・ゲームなどだが、アダルトグッズにも触手をモチーフとした製品は多い。
ミミズやゴカイのような内部構造のオナホールや、イソギンチャクのような形状のローターなど、NLSでも数多くの触手系グッズを取り扱っている。あの形状や動きに、少しでも性的なものを感じたことがある方は、ぜひ試していただきたい!
用例
「怖いもの見たさで買ってみたけど、絡みつく感じが予想以上に良かったな…触手系オナホ」
「やっぱ、この触手っぽいローター、タコ系のモンスターに犯される同人誌と相性抜群ね…」
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