- 性交痛せいこうつう
- セックスの挿入時に痛みを感じること。
解説
性交痛は、セックスにおける挿入時に、膣周辺に感じる痛みのことだ。性交痛は、女性の約66%が経験しているという調査もあり、女性にとっては「当たり前のようにある痛み」でもある。
性交痛の原因は、主に膣分泌液不足によるもの。また、膣のサイズと男性器の大きさのマッチ具合や、膣の萎縮による器質的なものや緊張して膣が締まってしまうなど、理由はさまざまだ。
潤い不足の場合は愛液代替ローションを、膣まわりに塗布することで解消できる。シリンジなどで膣内にしっかり注入すると、より効果的だ。
膣の萎縮などの器質的な問題には、ダイレーダーや膣トレなどで改善できる場合もある。ただ、つづけて行っても改善がみられない場合は、専門医に相談してみることも大切である。
また、男性の愛撫不足も長年の課題である。まずは、お互いの性的価値観を話し合うことが大切だろう。セックスは性的欲求を解消できる行為だが、欲求解消はあくまで結果であって、手段ではない点に注意するべきだろう。
ちなみに、性交痛は男性が感じることもある。潤い不足で包皮が引っ張られて痛みを感じることが多いようだ。その場合は、コックリングで皮戻りを防止する、潤滑剤を多めに使う、妊活でない場合はコンドームを使用するなどで防ぐことができる。
用例
「性交痛って、自分のせいかと思ってたけど、前戯不足の場合も多いし、多くの女性が経験することなのね〜。ちょっと安心した!」
「彼女に『実は痛かったの…』って言われてショック。性交痛を感じてたのにムリさせちゃってたのかなぁ」
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